青穂塾幼児教室 中学入試を目指す幼児のために

中学入試を目指す幼児のための教室。理科実験・野外観察・各種工作に力を入れています。

青穂塾からのお知らせ

小学2年生の九九学習から高学年の「単位あたり量」「割合」さらに湿度、濃度など中学レベルの物理計算まで公式暗記なしで学習できる教材を開発しています(特許出願済)

詳しくはhttps://www.seisuijuku.com 
およびhttps://mbp-japan.com/nara/seisuijuku/内のコラムをご覧ください。
デジタル教材はhttps://filmuy.com/sadaemon をご覧ください。
(1の段のみ、無料公開しています。)


特許庁より再び特許をいただきました。
新しい九九教材「九九学習用デジタル教材」はすでに特許を取得しています(特許7403204)。さらに保護をより強固にするため追加で特許出願しておりましたが、このほどこの件についても特許をいただきました。(特許7488951)

第2ステップは動画では表現できないためご利用いただけませんでしたが、皆様にご利用いただけるようになりました。
詳しくは、https://mbp-japan.com/nara/seisuijuku/ をご覧ください。
(「青穂塾のちょっとお役立ち情報」のバックナンバーもこちらにあります。)
デジタル教材はhttps://filmuy.com/sadaemon をご覧ください。
(1の段のみ、無料公開しています。)

~青穂塾のちょっとお役立ち情報~

11.子供の発達を待つことも大切(1)


私には忘れられない記憶があります。あれは小学3年生の時、学校での出来事です。授業中ではなく、休憩時間だったと思います。担任の先生が突然私の席にやってきて、「杉田君あのね、新潟の潟はこう書くの。」と言って、紙に書いて見せたのです。

私はいつも「潟」の右下を「勿」と書いていました。本当は「勹」に「灬」ですね。先生はわざわざそれを指摘しに来てくださったのです。ところが当時の私はそれが理解できませんでした。何度も先生に見本を見せられて紙に書いても、どうしても「勿」になってしまうのです。とうとう先生はあきらめて黙って去っていかれました。

それから数年たったある日、小学5年生になっていたと思います。ぼんやりと地図帳を見ていたとき、はっと気づいたのです。新潟のの潟は「勹」に「灬」なんだ!そして小学3年生の時の学校での出来事がよみがえったのです。

私は図形の認識能力の発達が遅い傾向にありましたので、小学3年生の時には「潟」の字が正確に認識できなかったのだと思います。やがて小学5年生の時にはそれが認識できる程度に発達していたと考えられます。このように子供は発達途上にあるため対応の難しいことがあります。

当時の私に対して指導するなら、黒板に私の手を持って「勹」に「灬」を書かせれば、もしかしたら理解できたかもしれないと思います。でも私が担任の先生だったとしてもとっさにその指導方法を思いつくとは限りません。あの時はこう指導すればよかったと後で思うことはよくあります。

子供の能力を「伸ばす」ということをよく耳にしますが、簡単なことではありません。一見発達したように見えても、そうではないことがよくあります。前回も書きましたが京都の立命館宇治中学では、「2025年度入試から・・・●英語資格については、小学4年生4月以降に受検・取得されたもののみ有効とします。」(同校HPより)と変更されました。大学受験でも優遇する場合は「2年以内の取得」を条件としている大学があります。

一見発達したように見えても、資格取得後にトレーニングを怠ったため能力が低下した例が多かったのだと思います。「英才教育」と称して無理なトレーニングをしても、メッキはすぐにはげてしましまいます。適切なスピードでコツコツていねいに学習した方が、大学や社会から高い評価を受けるのです。なぜなら子供の持つ基礎的な諸能力は外部から簡単にコントロールできるわけではないからです。


~TOPICS~ click!

青穂塾ではハイブリッド授業(リモート+教室授業)を組み合わせることにより通塾対面授業と変わらない品質の授業を展開しております。
近畿大学附属高等学校・奈良育英学園高等学校・東海大学附属仰星高等学校に在塾生が合格しました
北海道大学総合入試理系に現役合格!
卒塾生(アメリカ)からメールが届きました
在塾生 生物学オリンピック受賞
■ 幼児(2・3歳児)を受付中です。

山の幼児教室 ~やまであそぼう~

暗記力ではなく、分析力・思考力・発想力をつける

文字列・公式などを覚えるだけの授業はしません。本物・本質に触れ、論理的思考や分析能力を育てる授業を行っています。

一人ひとりに合わせた指導で確実に育てる

少数精鋭の塾であるため、一人ひとりに目を行き届かせることができます。生徒が得意・不得意とすることを読み取り、それに合わせて指導いたします。

受験テクニックに頼らず、こつこつ努力を積み上げる

受験前だけ勉強しても、急に実力はつきません。こつこつと努力を重ね、本質的に能力を高めて入試に臨んでいただきます。入塾に年齢制限があるのはそのためです。

お試し期間+仮入塾で安心して入塾できる

入塾が決まったあと、最初の1ヶ月間はお試し期間、次の5ヶ月は仮入塾となります。その期間終了後、入塾金をお支払いただきます。 詳しくは入塾案内をご覧ください。

>> 理科実験記録はこちらから

2023新米

秘伝九九学習システムはこちらから